好転反応と揉み返しや症状の悪化との区別

好転反応と揉み返しや症状の悪化との区別

57歳女性 自営業の方からの質問

接骨院や整体院で施術を受けた後に、一時的に患部の痛みが増したり、 体がだるくなったりする好転反応が生じることがあると聞きましたが、 これはほとんどの場合に起きるのでしょうか?

私はこれまで漢方薬を飲んで好転反応が起きたことはあるのですが、 整体では経験したことがありません。

好転反応があった方が施術が効いているということですか?

また、好転反応と揉み返しや症状の悪化との区別の仕方があったら教えてください。

回答

私は20代後半にフィットネスクラブで筋トレエリアで責任者となり会社公認でジムエリア責任者、そして整体院という二足のわらじでスタートしました。

そのような訳で パーソナルトレーナー、整体師という観点からお答えします。

先ず、痛みに関してですが、同じ症状で痛みが出ている状態痛みが出ていない状態と、どちらのほうが重症だと想われますか?

答えは重症なのにも関わらず極度の血行不良のせいで痛みさえ出ていない状況のほうが悪いのです。

重症であるにも関わらず痛みが無い→施術→痛みが出てくる=血行不良から改善に向かう→治癒 

医療は痛みを鎮痛薬で抑え込みます

それでは根本的に治るはずもなくその場しのぎにしかならない事はご理解いただけたかと想います。

ただ、押圧や矯正による施術には危険が伴いますし筋繊維、靭帯を損傷する可能性が高くなります。

当院では押圧よりも引圧を使います。

それでも多少の痛みを伴いますが、それは治る為の血行改善の為の痛みだとご理解下さい。

なので全ての痛みが好転反応では無い事がお分かりいただけましたでしょうか。

簡単な施術の良し悪しを見極める方法としてその場では、ある程度痛みは伴っても施術後、全く痛みが残らない、後日も痛みが残らない。

痛みが強く残るのは明らかな筋繊維の損傷の表れです。

そのような施術はやればやるほど筋肉は傷み硬くなっていきます。

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